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#自分史のブログ 山の辺書房自分史編集室より 連載第17回

連載第17回
自分史・自費出版についての疑問質問集

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 この頃では少なくなったが、それでもかなりの問い合わせ書簡が届く。
二十年前にブームとなった素人が本を書く、出版するという自分史全盛期
も今は昔と感じているのだが、まだまたこの世界は捨てたものではないとみえ、意欲ある方々がいらっしゃる。
 実に心強い。
 ここで、お寄せいただいた質問・回答を少し書きます。これから始められる人には参考になることもあるのでは……。

■ご質問にお答えして
(新聞連載記事より)
【新聞連載コーナー】 

このコーナーは、自分史を自費出版するつもり、或いは既に書く動作を始めた方々の色んな相談に多少なりとも参考になるのでは……という思いから、新聞連載という形でわたしなりの意見を書いたもの。
 連載は半年間断続的に掲載した。
 物を書くには、とにもかくにも、どんな小さなことでも参考になるものだ。よくいわれることに、「氷山の一角」(良くないことが隠れているという悪い表現としてこの言葉が使われるが、本書の場合は良い意味で…)という言葉があるが、文章の場合特にこれが当てはまる。極端かもしれないが、一つのことを書くのに10の水面下の情報、材料が必要だ。つまりは、何に対しても常にドン欲であれ、ということ。
 その意味では、この抜粋相談も是非一読していただければ何か得るところがあるのではと思う。


[新聞連載] 
●…つい最近まで、本を書く、といえば特別な立場の人に限られていた。素人が本を出版するなどは殆ど考えられなかった。ところが、ここ数年の間に、何がどう変わったのか、多くの素人の皆さんが自費出版をするという現象が起こってきた。一種の流行というのだろうか。特定の人々に限られていたものが、そうでなくなったわけで、これと似た現象が芸能界にも起こっている。一昔前は、俳優、歌手といえば一般からは遠い存在であった。ところが今では、大衆誰もがタレントだ。つまり、特別が特別でなくなっているのだ。

●…この状態が一時的なものか、或いは永続するのか分からないが、それだけ国民全体の精神文化が発達してきた結果によることだけは確かである。
 そこで勢い、各所に色んな種類の養成所のようなものが出現、大衆の夢を満たすべく指導に当たっている。
 新商売の出現だ。


●…及ばずながら私もその仲間入りを、ということで数年前から素人の皆さんが自叙伝等お作りになる場合の相談をさせていただいている。相談をお受けして驚いたのは、皆さん一様に「本を書いて置かねば死ねない」「何としてでも出版したい」という強力な熱意をお持ち、ということ。趣味程度に考えていた私は襟を正さねばならなかった。
 
●…何としても自分の本をつくりたい。自分がこの世からおサラバしても書いたものは残る。子、孫が読んでくれる。一生懸命生きてきた人生を確かめる意味で書いてみたい。また、自身のことでなくて、祖父母のことを代々伝えたい等々、皆さん相当の決意をお持ちのようです。

●…ところが、いざ実行となると、「原稿の執筆」という難関にぶち当たり、先の決意がもろくも崩れはじめる方が多い。
 歌が下手でカラオケ道場に通い発声練習するのとはちょっと違う。文字通り悪戦苦闘である。

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●…これは当然のことで、余程書きなれた人でも、いざ執筆となると大変な労力を必要とする。テレビを見るような完全受身の生活が日常の今日、総てが完全能動的作業の「書く」という行為は、あたかも、どこか見知らぬ土地にほうり出されてうろうろしているのと同じである。何をどうしたらいいのか、かいもく見当が付かない。

●…私は昨年から、皆さんがお書きになる場合のちょっとした参考書にでもなればと考え「書き方ガイド」なる小冊子を作り、希望の方にお渡ししている。
●…ここで、これまで数多く相談をお受けした中で特に重要と思われるものを選び、問題点を考えてみる。
つづく

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