自分史電子書籍出版

自分史自費出版、AmazonKindle電子書籍制作出版

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初心者の自費出版電子書籍の台頭

 

思い出紙芝居

思い出紙芝居

 

 

●はじめに
初めて自分史に挑戦される方を対象に、自分史とは何か、その原稿の書き方、および注意点など、自費出版される時のあらゆる疑問にお答えします。
●今自分史作りが静かなブームとなっている。約20年前に「自分史」ということばが世に生まれ、同時に多くの愛好家が挑戦した。あまり加熱しすぎたせいで不良業者に多額の金を巻き上げられるケースも続出。
 私の事務所にも、
「返品の書籍で寝る場所もない。なんとかならないか」
 と相談が持ち込まれた。その後、俄業者は淘汰され現在は落ち着いている。だが、自費出版は金がかかるからという問題が残った。そこで当編集室では電子書籍出版に舵を切るり替え安価・安心を実現している。

●自分史とは何だ!
 素人さんの自分史作りが静かなブームだ。何が原因だろう?
 人生100歳時代の到来で、第二・第三の人生に挑戦しようという人々が増えてきたからかも?
 自分史を書くとは一体どういうことなのだろう?
 一生懸命走り続けてきた人生――辛く苦しい思いは最早形だけが残り、今や瞼をとじれば楽しい青春時代の情景だけが去来する。
歳を重ねるということはそういうことかもしれない。
「そうだ! 一丁やってみるか!」


 バラ色に輝いていた青春時代―舟木一夫の「♪高校三年生」がどこからともなく聞こえてくる。
「雑誌で見つけた文通コーナーに躊躇いなく応募した。女学生から返信がきた。……嗚呼、それからどうしたんだっけ?」
 記憶の糸をたぐり寄せる。次々といろんな情景が浮かんでくる。
「これが俺の歴史だ! 思わず叫ぶ」いろんなことが凝縮された青春空間――今一度再現したい。こんな時、自分史が必須アイテムとして登場する。
「しかしナー、どうしたらいいのだ。難しそうだし費用もかなり要るらしい」多くの人はそう考えているに違いない。

●山の辺書房自分史編集室は大手の出版社じゃない。40年間この道一筋にやってきて、小さな書斎だけが仕事場だが、一応の設備は整えている。チーム制でやっているので余分な経費不要。同時に、長い経験から安価で安全な自分史づくりの方法を提案している。
 詳しくは、当編集室のホームページをみていただくと自分史の疑問質問などご理解頂けると思う。
http://web1.kcn.jp/y-pub。検索は【山の辺書房2】
 挑戦してみようと思われる方は一度読んでみてください。

第二回
●人生は紙芝居のような絵の連続であるという発想。
 おもちゃのような電子機器が闊歩しAIが人間の行動や思考回路を支配している現在、その様はあたかも、嘗て手塚治虫氏の漫画に登場するお茶の水博士が摩天楼を仰ぎ見て、「今に、文明が人間を支配する世の中になるぞ」と予言した如くのようだ。
 人間本来の想像力が低下の一途をたどっている。あらゆる事象が受身で事足りる世の中。
 本来人間は能動的思考回路を備えているものであるが、今は違う。完全とはいわないが、この能動的が受動的に変化してしまった。そのためイメージ力が極端に低下し数々の弊害が生じている。
 しかし、これが世の流れというものかも知れない。最早「行間を読む」という言葉さえ死語になってしまった感がある。意識の幼児化現象だ。
 こんな世間に従来のような説明重視の自分史を出版しても、誰も読まない否読むことが出来ない状態に陥っている。
 そこで、私は「シナリオで修得した方法」をとりいれ、文章を画像化して、人生の伝えたい部分を紙芝居或は映画の一シーンとして描写することが最良の方法ではないかと思いついた。映画監督がやる「台詞とト書き」で絵コンテという発想。
 自分史の最初の数ページを開くと、場面描写。そこで読み手は、
「何だ、何だ!」
 とばかりに次の頁をめくり、一気に話の続きに興味を持っ。物語の導入部で強烈なインパクトを与える手法だ。
 作品執筆に際し、この調子でポンポンと、物語の時間的構成系列に沿って(重要な場面)のカメラ撮影風描写をするという、およそ、従来の自分史、自伝のスタイルから逸脱した、謂わば文章道をはずれたやり方を試みた。
 つまり、文章による映像化だ。

●忙しい現在、じっくりとイメージを作り上げる習慣の薄れてしまった現代人の脳細胞でも、目前で次々変化していく人生劇(従来のような説明的表現ではなく文字による映像化) に直面すると、あたかも、巷の噂話を聞くが如き心理状態に陥る。
 言い方を変えれば、この時点で読み手は本を読んでいるという意識ではなくお気に入りの映画館の観客となっている。
 人間誰にでも備わっている大変重要な機能、つまり「能動的思考回路」が起動し、自分なりのイメージを作り始める。

●自著「ど根性」はこのやり方で出版した。発売後、多くの読者の皆さまから、
「一気に読んだ・一晩一睡もせずに読んだ」
 という、狙い通りの感想を頂いた。のみならず、教育関係者にも好評を得た。また、或大学の先生から、
「ど根性という作品を読み終え、暫くは放心状態でした」
 という作者として大変嬉しい言葉も頂戴した。
――映像化したライティング手法が良かったらしい。

●ここで従来の自伝・自分史の書出しを抜粋してみる。
(例その一)
 徳川三百年の武家政治も清算され、世は正に明治新政権に移らんとして上を下への騒動の真っ最中、慶応三年も早や暮れようとする師走の二十一日、○〇の国○○村の一隅で、○○の二男として父は生まれ幼名を○○と命名された。……云々。
(例その二)
 私の家系は○○川の上流、現○○村のひなびた寒村で、父○○、母○○の次男として産声をあげた。長男は農業で……云々。
(例その三)
 ○○家は先祖代々農業を営み、村ではなかなかの資産家であった。本家は長男が相続した。この人物は人並み外れた倹約家のため……云々。
 このような書き出しが多い。
 これまで扱ってきた生原稿(既刊本含む)、そのほとんどがこのような書き出しになっている。自伝・自分史だからこの書出しは正しい。
 自分の歩んだ道程を記すのだから先ず自己紹介から始まり、順序を追って書き綴るのは当然だ。それで、著者のみならず自伝づくりに携わる者は、このやり方を疑いもなく当然のこととしてやってきた。謂わば、自伝・自分史づくりの正道といえる。
 こうして作られた本は、その出来栄えも立派でケチのつけようがない。書いた本人も満足。印刷業者・出版社も能事足れりということで代金を貰う。一応成功裡に出版祝賀会となる。

●ところが、ここからが問題なのだ。
 著者は得意満面で各所に寄贈したり、場合によっては知人・友人に買ってもらう。が、その先までは予想がつかない。何十年もこの仕事をつづけてきた私の感想だが「殆ど読まれていない」という実際がある。
 多額のお金を払って出版した立派なハードカバーの自伝。書いた本人は、皆が読んでくれていると思い込んでいる。ところが実際は本棚の隅っこにきちんと行儀よく納まっていているだけ。これが、一般的な出版数(百冊余り)ならまだ救われる。ところが、出版社のなかには常套的甘言、「これは素晴らしい! 全国の書店店頭を飾ると、もしかすると作家になれるかも!」と作品を褒めちぎり、作者を高揚させ、多量の本を作ってしまう例が多い。

●はっきり言って、余程のことがない限り個人の自伝は売れない。今の時代、プロ作家でも返本がでる。
 それで、出版社から戻された返品の山を見ることになる。
 数年前のことだが、
「狭い家に山積みされた返本の山を毎日眺めることに耐えられなくなった」
 といって、自分史の著者(甘言に乗っかって自費出版した人)がわたしの事務所に来た。
「○○出版社で、言われるまま多量の本を作ったが、まったく売れない。何とかしてほしい」
 わたしは即座に破棄処分をすすめた。どうにもならないからだ。
 これらを見聞きするたびに胸が痛む。

電子書籍の台頭
 私は、伝記や、それに類するものが好きで、商売プラス趣味の境地でこの仕事をしている。魅力は何と言っても(本当にあった人生劇)という最高の舞台だ。
 そこで、これから自分史をつくりたい方々に「安全・安心の自分史出版」の手段として先ずは電子書籍出版から始めることを提案する。
 電子書籍のメリットは、自分の書いたものが適正に評価されることだ。そこには悪徳業者の甘言もない。良いか悪いかはデータとして示される。
 当編集室では出版先をAmazonKindleにしている。Amazon電子書籍サイトに書籍をUPしておけば自動的に全世界に向けて宣伝してくれる。もう一つメリットは出版費用が紙本出版の一割程度で可能になることだ。この意味では自費出版・自分史挑戦者には福音といえる。
 そこで当編集室では現在「自費出版に警鐘」と題したチラシを作成し、地域を選別して6万枚ほど新聞折り込みしている。結果、多くの手応えを得ている。
 ●初めて自分史に挑戦される方へのメッセージ。
先ず最初は電子書籍の出版をおすすめします。
山の辺書房自分史編集室では、クライアントさまの草稿が校了するまで無料でご指導いたします。
原稿が完成した暁には、「出版するも良し」また「原稿のまま出版しなくても良し」という二択を設定しております。
出版しない場合は、原稿の書き方指導料は無料です。
自分史振興のため、概要を無料でお送りしております。お送りした後「勧誘」などは一切いたしませんので安心してご請求ください。
送り先、奈良県橿原市畝傍町41-10 山の辺書房自分史編集室 宛てハガキでお送りください。また、ファックス専用電話0744-41-6473まで送信していただいても結構です。お送りする案内パンフレットには電子書籍出版のことも詳細に書いています。参考にしてください。
●コロナ禍の日々で、おうち時間たっぷりの日々。これも人生の一コマとポジティブに構え、絵日記を書くつもりで「良き昭和時代を綴ってみませんか?」

自伝作家 よしいふみと